じゃばみです。
阪神西宮駅近隣には、「御座候(ござそうろう)」と「えびす焼き」という2種類の回転焼きがあります。
どうちがうのか、食べ比べてみました。
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【御座候(ござそうろう)とは】
姫路に本社をかまえる、回転焼きの一大ブランド。
「私はこれしか食べない」と言う熱狂的なファンもいて、「他のものと一緒にするな」という意味で、回転焼きと呼ぶことを嫌がる人もいます。
私自身、この文章を書きながら「回転焼きって呼んだら怒られそう」とヒヤヒヤしています。。。
西宮には、阪神西宮駅構内と西宮阪急百貨店に店舗があります。
【えびす焼きとは】
いっぽう、えびす焼きとは、阪神西宮駅より南へ徒歩約5分の場所にある、エビスヤ小松商店(西宮市馬場町2-23)の販売する回転焼きです。
えびす神社にちなんで名付けられたのだそう。
エビスヤ小松商店は、1927年(昭和2年)創業の甘味処。
えびす焼きの他、ソフトクリームやあんみつも人気です。
地元のファンだけでなく、初詣や十日えびすで西宮神社に参拝したら必ず立ち寄る、というコアなファンもいます。
【御座候とえびす焼き 食べ比べ】
以下、写真左が御座候、右がえびす焼きです。
大きさのちがい
大きさは、御座候の直径が約6.5cmに対し、えびす焼きは直径約5.5cm。
御座候のほうが一回り大きいです。
価格のちがい
1個のお値段は、御座候が110円、えびす焼きが120円。(購入当時、税込)
えびす焼きが10円高いです。
あんのちがい
御座候は「赤あん」と呼ぶのに対し、えびす焼きは「黒あん」となっています。
生地とあんこの比率は、御座候が3:7ほど、えびす焼きは1:1ほどでしょうか。
どちらも「白あん」があります。
味のちがい
御座候は、素材の味が感じられる、控えめな味つけ。
生地自体も主張は少なめ、豆そのものを味わいたい人におすすめ。
たっぷり感としっとり感が楽しめます。
えびす焼きは、対照的に甘じょっぱくて濃厚な味わいのあんが特徴。
生地はもちもちっとした食感。
どちらかと言うとえびす焼きのほうが甘くて、「お菓子」感が強いです。
小ぶりでも存在感のある味わいと食感なので、「しっかり味」が好みの人におすすめです。
【どちらもおいしい】
私の夫は、神戸生まれ・神戸育ち、御座候には並並ならぬ思いがあるようで、有無を言わさず「御座候」派ですが、、
逆に西宮生まれ・西宮育ちの人は「えびす焼き」派という人もいるんでしょうね。
もはやアイデンティティーの1つ、と言ってもいいかも。
(山口県生まれの私のアイデンティティーは「蒸気船まんじゅう」だけどね。)
今回、両方とも食べてみてわかったことは、同じ回転焼きというジャンルだけど、品物はまったくちがうってこと。
だから、好みが分かれて当然だと思います。
私自身は、たっぷり豆感の御座候も好きだけど、甘じょっぱくてモチモチ食感のえびす焼きも好き……どちらがいいなんて選べません!笑
食べ比べも楽しくて、幸せな時間でした!
これからも楽しませていただこうと思います。