じゃばみです。
新年の「十日えびす」でおなじみの西宮神社ですが、実は7月にも夏の十日えびす「夏えびす」があります。
ここ数年はコロナ禍で中止されていましたが、2023年は開催されるそう。
この記事で詳しくご紹介します。
※当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
【2023年のあらえびす夜まつりの日程】
7月9日(日)・7月10日(月)
16:00〜21:00
※荒天中止です。
西宮神社公式サイトにてご確認ください。
【荒えびすとは】
西宮神社の本殿には、えびす様の和魂(にぎみたま)が祀られていますが、境内南にある「沖恵美酒(おきのえびす)神社」には、えびす様の荒魂(あらみたま)が祀られています。
神道では、神様の持つ優しさ・荒々しさの二面性を「にぎみたま」・「あらみたま」として、別々に祀ることもよくあるるそう。(ウィキペディア参照。)
つまり、「夏えびす」とは、えべっさんの荒々しい魂・荒えびす様に献げるお祭りってこと。
そんな荒えびす様は「勝負の神様」として親しまれています。
必勝絵馬(軍配絵馬とも呼ばれているようです。)は、この2日間しか販売されないものなので、ご利益がありそうです。
お値段は500円。(購入当時)
沖恵美酒神社横の特設授与所で購入できます。
【エビス・ビールフェスタ 開催の様子】
それでは、7月9日・10日に開催される「エビス・ビールフェスタ」について、過去の写真でご紹介します。
会場は、赤門をくぐってすぐの松林。
例年、ずらりとテーブルが並べられ、立ち飲みビアガーデンのようになります。
エビスビールの他、市内の飲食店、酒蔵など多数の出店があり、夕暮れとともに混み合い始めます。
グループで来られる人も多いので、テーブルを確保したいなら早めのお出かけがおすすめ。
2023年はエビス生ビール・黒ビール は400円で販売されていました。
終了時刻ぎりぎりまで多くのお客さんでにぎわい、コロナ禍以前のような活気が感じられました。
【西宮神社とエビスビールの関係は】
ちなみに、エビスビールと西宮神社ってちゃんと関係があるんですよ。
1890年(明治23年)、日本麦酒醸造会社(後のサッポロビール)が設立され、その3年後にえびす様にあやかって「恵比寿ビール」と名付けたビールを発売。
あわせて、会社の発展を願い、明治27年に西宮神社の御分霊を東京目黒のビール工場に勧請されたそう。
結果的に、130年も愛され続けるビールになったということなので、えべっさんのご利益があったのかもしれませんね。
【熱中症・虫除け対策を忘れずに】
以上のように、あらえびす夜まつり エビス・ビールフェスタは、すごくにぎやかなお祭りです。
例年、19時前後はビールを買うのも困難なくらい混み合うので、時間に余裕を持ってお出かけください。
境内にはトイレはありますが、済ませて行くほうが無難です。
たばこを吸われる方は、アイコスのテントが喫煙所となっています。
ペット連れは論外、小さなお子さんを連れてのお出かけは、くれぐれもお気をつけて。
境内は蒸し暑く、蚊が多いので、熱中症・虫除け対策をお忘れなく。
楽しいお祭りになりますように。
西宮神社
西宮市社家町1-17
【アクセス】
阪神電車「西宮駅」えびす口より南西へ徒歩約5分
詳細は西宮神社 公式サイトでご確認ください。