じゃばみです。
年を重ねると、世の中のいろんなことを経験し尽くした感があって、退屈……なんて人もいると思います。
そんな暇を持て余した大人におすすめしたいのが、日本の伝統芸能。
私がそう思ったのは、「西宮能楽堂」に初めて行ったことがきっかけです。
ちなみに私自身は、伝統芸能に関する知識はゼロですが、めちゃくちゃ楽しかったし、すごくパワーをもらいました!
西宮能楽堂とは、一体どんな場所なのか??
この記事で詳しくご紹介します。
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【西宮能楽堂とはこんな場所です】
まず、中に入ってびっくりしたのは、靴を脱いで入ること。
番号札があるので、靴につけて中に入ります。
気になる人は、携帯スリッパを持って行くべし。
ちょっとした待合所があり。
館内はコンクリート打ちっぱなしのモダンな雰囲気になっています。
ちょっとしたオブジェにも風情を感じられるので、インテリアにも注目すべし。
階段を登って会場へ。
※エレベーターはないので、電気車椅子の方は入場できません。
会場へ入ると、さっきまでのモダンな雰囲気が一転。
部屋の中に大きな堂が建っていて、荘厳な雰囲気に圧倒されます。
舞台正面には、大きな松の木が描かれています。
西宮能楽堂のサイトによると、松は神様が宿る木だそう。
本当に神様がいるかのような、凛とした空間です。
そして、この西宮能楽堂には他の能楽堂には描かれていないものが描かれているそう。
スタッフの方に聞いてみると、その「描かれたもの」に込められたステキなストーリーを教えてくださいました。
ぜひ、ご自身で確かめてみてください。
あまりの舞台のすごさに気をとられて、足元につまづきそうになってしまいました……。
能舞台の周りには、白い石が敷き詰められています。
これは、白州(しらす)というもので、昔の名残なんだとか。
座席は写真のようなイスです。
舞台左手には、桟敷席(さじきせき)と呼ばれる上級の観客席が。
能は現存する世界最古の舞台芸術と言われているだけあって、舞台の決まりごとを調べるだけでも、いろんな意味があっておもしろい。
奥が深いですね……。
【演者さんとの距離が近くて迫力満点】
この日見に行ったのは、人形芝居えびす座さんと、豊来家玉之助さんによる『福よ、来い!「えびす舞と太神楽」』という公演。
驚いたのは、演者さんとの距離の近さ。
息づかいや身のこなしを間近で見ながら、迫力のある演技を堪能することができました。
舞台を降りて並んでみると普通だけど、舞台上では演者さんがめっちゃ大きく見えました。
この日は、人形芝居のほか、傘回しや獅子舞、トークショーなどが行われました。
伝統芸能というと、かしこまって観るイメージがありましたが、MCがおもしろくて終始笑って過ごせたことがまたびっくり。
こういう伝統芸能もあるんだ!と目からウロコがぽろぽろ落ちたひとときになりました。
出演されていた豊来家玉之助さんがお話されていましたが、西宮能楽堂オリジナル手ぬぐいが販売されています。
描かれた模様は「青海波(せいがいは)」というもの。
穏やかな波がどこまでも続く様子を描いたもので「未来永劫の平穏」の意味がある、縁起のいい模様だそう。
訪れた記念にもいいし、おみやげにもおすすめ。
【大人の学びにぴったり】
以上のように、日常とかけ離れた場所で、伝統芸能に夢中になると、まるでタイムトラベルしたような気分になれます。
私自身、めっちゃリフレッシュできて、行ってよかったなと思いました。
日本の伝統芸能は、神様が関係しているので、パワーをもらえるような気がしますし、知れば知るほどに奥が深い世界です。
日常に退屈を感じる大人にこそ、おすすめのスポットです。
ビビッとくる公演にお出かけしてみて。
そして、今回きっかけをくださった人形芝居えびす座さんのご紹介もさせてください!
えびす様の人形をつかったお芝居は、子どもから大人まで楽しめ、おまけに福も授かれちゃいます。
ぜひ足を運んで、福を授かってくださいね。
人形芝居えびす座